暑さ寒さも彼岸まで

9月25日、第6回目のしゅりるが開催されました。

「暑さ寒さも彼岸まで」という言葉にもあるように、とても爽やかな風が吹くようになり、

せっかくなので、参加者の皆さまと、お外で体操をやることになりました。

そんな中、「こんな明るい朝でも、月が見える」という発見もありました!


茶話会では、「しゅりる」の活動の意味を紹介。

お掃除をしていくなかで、日々お掃除をしていないと、いつのまにか「埃」がつもるように、

人間の心の汚れも、できる限り、綺麗に保てるようにしましょうというお話をさせていただきました。

仏教には「戒」(サンスクリット語でシーラ)という言葉がありますが、

実は「良い習慣性」という意味で使われていて、わずかなことでも継続して、

習慣性を身につけることで、自然と良い行いができるという意味を持っています。

「お掃除」だって、「歯磨き」だって、なんでも同じなんですね。

慣れればつらくもなく、ピカピカにすることが楽しめるようになるのでしょう。


もちろん私自身、なかなか掃除もできていませんし、清く生きていけてるとは全く言えませんが、

月1回、その日だけでも、お掃除をきっかけに、心の汚れを落としたり、

人にほんのチョットだけ優しくといったことを心掛けて、少しずつでも変わっていければなあと思っています。

こんな私ですが、ほんのわずかでも社会に刺激が与えられればいいなと思うのです。


次回からの案ですが、

「しゅりるも6回目を迎えており、たまには違うこともやってみては」という意見を頂きました。

写経に興味を持つ方も多く、「仏教説話」と呼ばれる文献の中には非常に魅力的なものも多いので、

そういったものなんかを、今後、紹介していければと思います。

仏教裏話を聞きたいという声も…!


これから落ち葉の季節になると、掃除のしがいがあるかなと思います。

少しずつ前に進んでいけるように、私どもも精一杯頑張りますので、

皆様から見守っていただければありがたいと思っております。よろしくお願いいたします。


文責:濱田